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岡島 辰夫さん

2017.01.31 UPDATE

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地場産のエサを使い味のいい卵を追及
 
 清水地区真栗で養鶏を営んでいる岡島さん。「毎日食卓に並ぶ料理に卵は使われるから」と昔から他の人がまだやっていない事を先駆けて行ってきた岡島さんは、自分で鶏を飼育して卵を採取する事を目的で約20年前に養鶏を始めました。当初は、10羽で養鶏を開始し、採取した卵は自家用や親せきに分けて消費していました。膳野菜の店舗が出来て店頭に卵を出荷するようになってから、岡島さんの卵は消費者から評価を受け、売り上げも徐々に伸びていきました。卵の売り上げに伴い、岡島さんは養鶏数を増やし現在では40羽の鶏を飼育しています。
 岡島さんは、「うちの卵は卵かけご飯にして食べてもらえば分かる」と話し、味が良いと膳野菜で高く評価されています。その味を引き出すためのポイントはエサと飼育方法。通常養鶏をする際、市販の鶏専用エサを使いますが、岡島さんは専用エサの量を減らしその代わりに地元豆腐店から出るおからと屑米、野菜を独自の割合で混ぜ合わせています。市販のエサ以外は全て地元産のものにこだわっています。おからや屑米などを使う事で市販のエサ100%で飼育するよりコストが抑えられるのも特徴です。また、雪解け後の春から鶏舎から外に出して鶏が自由に動ける環境作りを実施しています。外に出し鶏に活動をさせる事で、ストレスが無くなり安定した産卵が行われると岡島さんは感じています。

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1日限定4パックの稀少価値の高い卵

 鶏の種類によって白い卵と殻が茶色の赤卵が出来ます。岡島さんは膳野菜やスーパーなどで消費者の動向を観察していると、白卵より赤卵を手に取る消費者が多い事に着目し、現在ボリスブラウンという茶色系の鶏を飼育し赤卵を採取しています。鶏が卵を産む量は1日1個。40羽の飼育量から獲れる数量は最大でも40個となり、飼育年月や気候による鶏の活動量によっても産卵数が変動します。膳野菜でも店頭に並べすぐ売り切れ、予約が入る程の人気賞品となっています。鶏の飼育は年中休み無く実施されます。生産者への負担が大いのが難点だが、冬場の空いた時間も有効活用出来るのがメリットと岡島さんは話していました。

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