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後藤 基栄さん

2016.12.26 UPDATE

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ハウスを有効活用して年間4作取りに挑戦!

 清水地区三留で約18aの畑と2aのハウスで野菜を栽培している後藤さん。露地の畑ではコマツナやハクサイなどを栽培しハウスでは、キュウリやホウレンソウを栽培し年間を通して約10品目を膳野菜に出荷しています。
 後藤さんは(農)三留生産組合で水稲を中心に経営を行っており、家庭菜園で野菜作りを行っていましたが、膳野菜仮店舗のオープンをきっかけに出荷会員になり出荷を続け、栽培する品目や栽培面積を拡大していきました。
 後藤さんの野菜栽培の特徴は園芸ハウスの有効活用。6メートル×18メートルのハウスを2棟所持していて、このハウスを利用して今年度はキュウリ2作とホウレンソウ2作の年間4作取りにチャレンジしています。4月にキュウリの定植からはじまり、8月にもう一作キュウリを定植し、10月まで収穫をします。その後、10月にホウレンソウを定植し12月中旬に収穫。その後、最終のホウレンソウの定植を行い次年度の3月頃に収穫を行う計画となっています。後藤さんは、「露地と違いハウスは安定生産出来る」と話す。園芸ハウスを有効活用する事で、気候に左右されにくく病気や害虫の対策をすれば安定的に生産し出荷出来るようになります。後藤さんは今年で78歳。露地では防除作業など管理面で労力が割かれますが、ハウスを利用する事で生産者自身への負担が少なく野菜栽培を今後も継続出来る事が最大のメリット。

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病気になりにくい野菜作り

 後藤さん自身は農薬を使った野菜作りを好まず、安全安心な野菜をお客さんに食べてもらいたいという気持ちで野菜作りの防除は最小限に抑えています。「病気にかかりにくい野菜作りをする事が必要」と後藤さん。後藤さんは、どの野菜を作る時にも「万田アミノアルファ」という液肥を500~1000倍に希釈して野菜全体にかかるように散布しています。この液肥を、野菜の色や出来具合を見ながら散布量を調整する事で、野菜にボリュームが出てしっかりと育つようになり病気にかかりにくくなると後藤さんは感じます。
 毎日圃場に通い野菜の生育を観察する後藤さん。大きく成長し出荷を控えた野菜を見る事が一番の楽しみだそうです。後藤さんの作るホウレンソウは12月中旬より丹生膳野菜の売り場に並びます。

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