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中田 喜一さん

2016.06.28 UPDATE

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自家製有機肥料で安全・安心な野菜を食卓へ

 清水地区で800平方㍍の圃場で、野菜を栽培している中田さん。主に、5月から11月にかけて収穫出来る野菜を栽培しています。中田さんの出荷している野菜のほとんどは、苗づくりから始まります。2月から種まきが始まり、自分で作った育苗機を使い加温等を行い苗を管理します。苗づくりを行う事が野菜作りの一番の楽しみだそうです。また、自家製の苗は実生苗になる為、圃場で連作障害が発生しないよう、作付する場所にも特に注意をしています。「膳野菜で買ってもらえるお客さんに安全で美味しい野菜を届けたい」と中田さん。化学肥料はほとんど使用せずに、自ら配合したEMボカシ肥料を使用して栽培しています。「有機質肥料を使う事で、野菜が元気に育っているように感じる」と話す。農薬の回数も病害虫の発生状況をこまめに観察し発生を確認してから防除する事で、最低限の農薬散布にしています。
 作付している品目にもこだわっています。ナスやトマトの定番の夏野菜だけでなく、エンサイなど他の人があまり作っていない品目も取り入れ作付しています。種苗会社のカタログを参考に、新しい品種でも味の良い物に着目し、『赤カボチャ』や『赤目芋』などの作付を行い、収量や膳野菜での売れ方などを見て次年度作付する品目の参考にしています。

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健康の秘訣は野菜作り!

中田さんは淡路島生まれで、子供の頃は家の手伝いでタマネギやミカンの栽培をしていました。仕事で福井に来る事になり、定年後は『福井で暮らし、農業をやりたい』と思い、清水杉谷地区に引っ越してきました。子供の頃に手伝っていた農作業経験を元に、ミカンや伊予柑などの果物も栽培しています。
 現在81歳の中田さん。種まきから収穫まで一貫して行い年間を通した作業体系を実施しています。毎日圃場に通い、野菜を観察しながら作業する事で、自身の体力作りや健康管理にも繋がります。中田さんは、「自分の作った野菜が喜んで食べてもらえて、人の役に立てる事が嬉しい」と話していました。これからの時期が、中田さんの夏野菜の出荷シーズン。色とりどりの野菜が直売所に毎日出荷されます。


出荷品目 エンサイ・ツルムラサキ・サトイモ

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