JA広報担当 ウエノです!
今日は食材の紹介です。最近では品種と種類がたくさん出てきている「ピーマン」です。
昔から好き嫌いがはっきりと分かれるピーマンですが、子供も嫌いな食べ物でも上位ランクにいるのは今は昔?大手の種屋さんからは、苦みや青臭さを抑えた品種や見た目に可愛い品種の開発が盛んです。しかし、流通量が多いのは一般的なピーマンが圧倒的に多いので、やはり嫌いな野菜に入っている方も多いのではないでしょうか?
JA管内でも「ニューピーマン」のブランドで福井県では唯一の産地として栽培が盛んですが、耳に入ってきた情報ではピーマンの消費率が福井県は全国で最も低いとの話しも聞こえてきます!笑
あまり好印象の少ないピーマンに聞こえますが、食べ方のポイントやピーマンの持つ栄養パワーを押させて、これから旬を迎えるピーマンを楽しみましょう!
ピーマンの旬は6月~8月ごろ!まさにこれからなんですよ!!
【ピーマンの見分け方】
1、ヘタの切り口が瑞々しく、変色やしおれがない。
2、均等に丸みがあり、肩が盛り上がっていて肉厚なもの。
3、全体的に張りが色つやが良いもの。
【ピーマンの楽しみ方・食べ方のコツ】
・苦みの強い種とわたの部分をきれいに取り除いて調理すると食べやすく、口当たりや見た目も上品に♪
・青臭さが気になるときはさっと湯通しや油通しする。色も鮮やかに!!
・シャキシャキの食感を生かしたいときは繊維に沿って縦切りに、柔らかい食感にしたいときは繊維を断ち切るよう横に切る。
【ピーマンの保存方法】
・水分があると痛みの原因になるので、保存する前によく拭き取り、ポリ袋・保存用袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存。
・一度カットしたものは、傷みやすい種とわたの部分を取り除いてからラップで包んで冷蔵庫で保存。
【ピーマンの力(栄養)】
ピーマンには、抗酸化作用の強いエース級の栄養素、「ビタミンC」「ビタミンE」「カロテン」が揃っています。さらに、香り成分であるピラジンという栄養素には血液中の血小板の凝固を抑える働きと、ビタミンCが特に豊富なので肌や骨、血管を健康に保つ効果と血中コレステロール値を下げる効果があると言われています。
冒頭で、ピーマンにはいろんな品種や種類があると言いましたが、本当に色や形をはじめ、味も苦みが無く、甘みすら感じるものがありますよ!
・カラーピーマン
緑色のピーマンの完熟させたもの。赤、黄色、オレンジなど色鮮やか。一般のピーマンよりカロテンやビタミンCなどの含有量が多く、苦みが少ない
・こどもピーマン
肉厚で、特有の香りと苦みが少なく子供でも食べやすいと話題の品種!
・バナナピーマン
バナナのような形をしている。熟すと緑色からクリーム色、黄色、オレンジ、赤色の順に色が変化!!生食だけでなく、加熱調理にも向いているピーマン。
・ぷちピー
直径2~3cm程度のミニサイズ。フルーティーな香りと甘さが特徴。種が小さくヘタが小さいので、調理の下処理も簡単
・セニョリータ
平たく、柿やトマトのような形が魅力。青臭さが少なく、甘味があり、生食に向いている
・パプリカ
肉厚の大型種。多彩な色と甘さを生かして、サラダやマリネなどに利用される。黒色は加熱すると緑色に戻るので、生食がお勧め
ピーマンいろいろを一部紹介していきましたが、カラーバリエーションを入れると本当にたくさんありますね。 ここでピーマンのポイント!!
私たちが食べている緑のピーマンは未熟なうちに収穫したものなんですよ!カラーピーマンやバナナピーマンは完熟して色が緑から鮮やかな赤や黄色に変わり、苦みや青臭さが無くなってくれます。なので、完熟させたカラーピーマンなどは甘みが強いので子供たちもおいしく食べれるってことなんです!!
【ピーマンのあれこれ】
ピーマンの始まりは、大航海時代にコロンブスがスペインにトウガラシんぼ辛味種持ち帰り、香辛料としてヨーロッパに伝わり、世界中に広まったとされています。そう、ピーマンはトウガラシの仲間なんです!!辛味種とは、ハバネロなどの辛いトウガラシのことで、ピーマンやパプリカは甘味種と言われています。
日本には江戸時代にトウガラシが入ってきたとされているが、ピーマンは明治時代初期にアメリカから導入されました。
【ピーマンのレシピ】
最後に、ピーマンを使ったレシピをご紹介!!ピーマンレシピに行き詰まった方は必見です!!きっとお子さんも喜ぶピーマンレシピを是非チャレンジしてください。
パプリカのツナグラタン
↓↓↓↓↓作り方はこちら↓↓↓↓↓ JA越前丹生クッキングレシピへジャンプします!
http://www.ja-echizennyu.or.jp/cooking/post-561.html
ピーマンのきんぴら
↓↓↓↓↓作り方はこちら↓↓↓↓↓ JA越前丹生クッキングレシピへジャンプします!
http://www.ja-echizennyu.or.jp/cooking/post-562.html
JA広報通信より
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