JA広報担当ウエノです。
今日のお話は玉ねぎです。 丹生膳野菜にも5月に入り玉ねぎの出荷が見られるようになってきました。待ってました~って思わず声に出してしまいましたよ!!今出荷されているのは「新玉ねぎ」。今の時期の玉ねぎは甘みがあって、スライスにしてサラダでもおいしいですよね^^玉ねぎのスライス大好物なんですよ!
ん?ここでちょっと疑問!良く思い返してみると玉ねぎのスライスサラダって春のこの時期にしか食べないですよね!?
そこで今の時期に出回る「新玉ねぎ」と通年出回っている「玉ねぎ」の違いは何?についてお話ししたいと思います。
玉ねぎの頭に「新」が付くがどうかの大きな区別は「生」か「乾燥」しているかなんです。
通年出回っている玉ねぎは春に収穫した玉ねぎの表皮を乾燥させ保存性を高められています。これに使われる品種は「黄玉ねぎ」で国内で主に流通している品種です。
一方、「新玉ねぎ」は、収穫後に乾燥処理をしないで出荷される玉ねぎで、主な品種は「白玉ねぎ」で水分が多く瑞々しいのが特徴。実は乾燥に不向きとされています。そのほか、黄玉ねぎでも乾燥させていないものも新玉ねぎと言われています。新玉ねぎの特徴としては葉付きのまま出荷されているものも多いですね^^/
皆さま、ご存知でしたか??
さてさて、ここで、玉ねぎの旬ですが、、、、やはり「春」4月~5月ですね。
もちろん、この旬とは生で食べれる「新玉ねぎ」ですよ。乾燥された玉ねぎはすでに処理されており、安定した品質で出荷されているので特段、旬は無いといえるでしょう。
新玉ねぎのおいしい選び方は、、、、、(通常の玉ねぎも同じ)
①表面に傷が無い物で、硬く締まりがあって、ずっしりと重みを感じるもの。
②カビなどが生えやすいので、よく確かめてください。
③葉付きの場合は、葉がまだ青々としているもの。
保存方法は、、、、、
新玉ねぎはさきほども出ましたが、水分が多いため、保存袋などにいれて冷蔵庫で保存してください。通常の玉ねぎは風通しの良い冷暗所などでの保存がおススメです。
玉ねぎの栄養は、、、
玉ねぎを調理中によく「涙」が出ますよね!?実は涙を出させる成分が有効と言われています。その成分は「硫化アリル」。
消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにする働きや、血をサラサラにする働きもあり、高血圧や糖尿病などに高い効果が期待できると言われています。
さーらーに、ビタミンB1と結合しやすく、ビタミンB1の吸収を促す働きもあるとのこと。
母親が涙を出して玉ねぎを調理しているときは是非応援してあげてくださいね!笑
玉ねぎの有効な調理法は、、、、
日常的に使われているので、言うこともないですが、さっき触れました、「硫化アリル」は加熱すると甘みに変わります。サラダで食べると辛味の正体も実はこの成分。水に溶けやすいので、サラダで食べる際には水に十分に浸してから食べてください。また玉ねぎをすりおろし、それをお肉などに塗るとお肉が柔らかくなるとも!!お肉との相性も抜群ですよ^^/
決して主役にはならない玉ねぎですが、皆様のレシピの名わき役。旬の「新玉ねぎ」をどうぞ^^/
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