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膳野菜日記

2015/01/22

調理前に天日干しすると風味とうま味倍増のシイタケ

JA広報担当ウエノです。

ジャジャーーン!見てください。このシイタケ^^
DSCF6270.JPGこちらは三上利幸さんがおこなっている、菌床で栽培しているシイタケなんです。この菌床が並んでいる部屋は約20度に温度を設定されていて入った瞬間、メガネが曇る・・・・・笑 それぐらい温かいところで管理されて栽培しています。

三上さんが管理している菌床の数はな、な、なんと8000個!!!! 一個の菌床から約600gのシイタケが収獲され、1か月の間に産ませて収穫、休ませる、浸水させる、温度をかけて産ませる、を3回繰り返して、一年間休まず安定的に出荷しています。

表紙.JPG原木シイタケの方が香りと風味が良いと言われていますが、三上さん曰く、菌床シイタケも原木に負けない香りがあるとのこと。実は三上さん自身以前は原木シイタケを主でやっていたそうで、説得力あります!はい。

天ぷらや煮物、焼いてもうまいシイタケ。今では食卓に欠かせない食材ですよね。

そんなシイタケの栄養といいますか、体にも良くておいしく食べる方法があるのをご存知ですか?

ご存知、シイタケは低カロリーで、ミネラル・食物繊維が豊富です。特に生活習慣病や便秘などの方にオススメです。また、抗ガン作用があるといわれている物質を含んでいます。他にも血圧を下げる作用やコレステロールを下げる作用などがあり、現代人には欠かせない食べ物!!

 また、しいたけは、ビタミンDが豊富で、カルシウムの吸収を助けてくれるので、成長期の子どもや妊婦さんや女性には特に必要な栄養ですね。

でもここからがポイント!!

実はシイタケを食べる前に天日に当てて風通しの良いところに一時間ぐらい干しておくと、ビタミンDが生に比べて非常に増えていきます。さらに干すことで、うま味成分も出てきて、香りも生とは比べ物にならないものに^^

調理する前のちょっとしたひと手間で体に良くて、さらにはうまくなるシイタケ。ますます欠かせない食材ですね^^

シイタケの見分け方は、カサがあまり開いておらず、肉厚なものがおいしいといわれています。カサの裏側が白く、うすく膜をはったようなものが新鮮です。