JA広報担当ウエノです。
昨日ふきのとうのブログを書いて春が来てますね~って言っていたんですけど、当JAには春を感じさせる代表的な農産物「宮崎たけのこ」の産地があります。越前町の宮崎地区(町村合併前には宮崎村)は福井県内最大の産地です。赤土の粘土質な土壌と生産者が竹林を管理して1センチぐらい頭を出したときに収穫されるタケノコはアクが少なく柔らかい高品質のタケノコが収獲されます。
春の息吹を感じたところで早速、竹林を見に行きました。
山道を挟む竹林!見事に整備されていて雑草も少ない!!これがわずかに頭を出したときに収穫できる工夫なんですね!(雑草があるとタケノコが見つからない)
竹には「25」とか「23」という数字が書かれていて、これは親竹として立てた年のこと。この親竹からタケノコが出てくるんですね!!この年度をみて古い順に定期的に伐採していくんですね^^ この管理と親竹として残す選別感覚が生産者がもつ熟練の技!!
竹林にはイノシシ対策で電気柵が張られています。タケノコが出てくるのは4月中旬以降なんですが、生産者の話ではすでに地中で赤ちゃんが生まれているとのこと!!その赤ちゃんを守るために早くに電気柵を張り巡らしてイノシシを寄せ付けないようにしています。今イノシシに入られて荒らされるとタケノコがほとんど出てこなくなるみたいですよ!><!
タケノコは山菜なので自然に採れるって感じもあるんですが、生産者は竹の管理や肥料をやったり、イノシシから守ったりとしっかり栽培されているんですね!だから品質の高いタケノコが収獲されるんですね^^/
今年のタケノコが出るくる時期は、雪が少なく平均的に暖かったので、例年より早く出てくるとの噂もありますが、これからの気候で変動するので今現在では見込みが立っていません。目安の参考として桜前線で桜が満開になる頃と並行してタケノコも出荷が始まるといわれていますので、ご参考までに!!
いずれにしてもタケノコシーズンまであとわずか!!まだかなぁ~と首をながーーーくして待ってます!!
2014/02/28